製造業

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社

mcframe専用開発環境「FrameManager」で開発期間短縮と品質安定化を実現

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)はプラントのシステム構築・運用で長年培った技術とノウハウを活かし、製造業を中心とする1000社以上のお客様へソリューションを提供しています。

B-EN-Gの「MCFrame」は、生産・販売・物流の統合フレームワークです。オブジェクト指向技術を全面的に活用したフレームワーク構造を採用し、日本企業の要求を満たす豊富な標準機能と業種・業界特有のソリューション、及び高品質なカスタマイズの柔軟な組み合わせによって、最適なシステムを構築できます。
また、「MCFrame」専用の開発環境が「FrameManager」です。
設計から開発、テストまでをサポートしており、業務アプリケーションの開発期間短縮や品質の安定化などを実現する強力な機能を備えています。

VisualWorks®をベースに「FrameManager」を開発

「FrameManager」はVisualWorksをベースに開発されました。B-EN-GでVisualWorksを用いて開発した各種ツールが、VisualWorks上にアドオンされる形で、「FrameManager」という1つの開発環境を形成しています。

VisualWorksは、「MCFrame」が登場した1995年から使い続けています。ピュアなオブジェクト指向の開発環境である点に加えて、開発者にとっての使い勝手のよさが採用の理由です。

いくつかの開発環境を検討しましたが、当時のテクノロジーではVisualWorks以外の開発環境やSmalltalk以外のプログラミング言語では困難であると判断しました。VisualWorksは他と異なり、ソースがオープンなので深い部分までカスタマイズ可能でした。
そのため、B-EN-Gが求める独自機能を備えた開発環境が実現できる点が決め手となったわけです。
実際にできあがった「FrameManager」は、VisualWorksの標準機能と、B-EN-Gが加えた独自機能との境界がわからないほど、優れたユーザビリティを実現できました。


Rudolph Technologies

AdventaRudolph Technologies(旧:Adventa Control Technologies)は、マイクロチップ製造用のソフトウェアであるControlWORKSのコマーシャルライセンスを、1994年に初めて売り出したが、今日では、6,000台以上のControlWORKSシステムが半導体業界で使われている。

半導体メーカーは、製作ツールに何百万ドルもの資金をつぎ込んでおり、それぞれの処理条件に無限に適応するコントロールソフトウェアが必要になっている。Adventaの課題は、設定可能なマシンコントロールの開発フレームワークを作成することである。製造過程をリアルタイムで管理できるだけでなく、広範囲の監視機能を備えたフレームワークである。

Adventaは、Cincom Smalltalk VisualWorks®によって、メーカーのツール製造期間を年単位ではなく月単位に、また、管理組織を90パーセントまで削減し、ビルトイン型スタンダードプロセスでメンテナンスコストも削減するなど、貢献している。


Key Technology

Key TechnologyKey Technologyは、光学的に食品分類を行う自動装置では初のTegraを製作するにあたり、そのアプリケーション開発にSmalltalkを用いたかった。しかしながら、Tegraを多種多様な生産物に適用するには、ソフトウェアはポータブルでかつ柔軟性に優れたものである必要があった。

Key Technologyは、数あるSmalltalk環境の中からCincom Smalltalk VisualWorks®を選択した。その強力なグラフィックスフレームワーク、クロスプラットフォームポータビリティはもちろん、「世界15ヵ国以上にTegraを出荷するKey Technologyにとって、シンコムの優れた国際化(多言語化)機能とサポート技術が決め手となった」と、Key TechnologyのSenior Software EngineerのTravis Griggs氏は話す。

さらに、Cincom Smalltalk VisualWorks®は習得が容易で使い易いため、常に納期を守ることができ、また、予算をオーバーすることもなかった。Travis Griggs氏は、「Cincom Smalltalkのおかげで、生産性は少なくとも2~3倍になる」と話している。


MetaCase Consulting

MetaCase Consultingフィンランドに本拠地を置くMetaCase Consultingは、ビジネスプロセスの変化が情報システムアーキテクチャにどのような影響を与えるかを、顧客が予想できるようなモデリングソリューションを開発する会社である。新世代型メタCASEツールを開発する必要が生じたとき、MetaCaseは、パワフルでフレキシブルなオブジェクト指向の開発環境であるCincom Smalltalkに解決を求めた。

MetaCase Consultingは、Cincom Smalltalk VisualWorks®によりMetaEdit+を作成した。この新しいソフトウェア開発ツールによって、たとえば、Nokia Mobile Phonesは新規電話モジュールの製品化に要する期間を14日から1日へと短縮した。この優れた業績は、Cincom Smalltalk VisualWorks®のパワーと、フレキシビリティ、使いやすさがなければありえなかったと、MetaCase Consultingは、語る。


Soops

Soopsオブジェクト指向テクノロジーに特化した企業として、オランダでは第一人者であるSoopsが、エネルギー交換・電力売買市場でチャンスをつかんだ。利益の大きい、しかし競争の激しいこの市場で成功するには、スピーディーなソフトウェア開発とシステムの複製能力が必須だ。

Soopsは、Cincom Smalltalk VisualWorks®が習得するのも使うのも容易で、フレキシブルであり、信頼できると思った。しかも、C++/Javaプログラムの50パーセントから65パーセントのコード数で足りる。Soopsは、Cincom Smalltalk VisualWorks®を使い、顧客が見積もっていた時間の20パーセント以下で、電力交換システムを再構築し、交換した。さらに、Soopsのプログラマーたちは、ソフトウェアの信頼性、再利用性、スケーラビリティが著しく向上した上に、生産性も50パーセント増加したと報告――これらのことがSoopsをさらに驚かせた100パーセントの成功率の要因である。


Texas Instruments

Texas Instrumentsシリコンウエハーの即応かつ廉価供給を確保するため、国防省はTexas Instrumentsにウエハー製造サイクルの時間を90%削減すること、またそれに応じて、ウエハー製造コストも削減することを指示した。Texas Instrumentsは、Cincom Smalltalk VisualWorks®開発環境によって、生産性と品質を向上させ、メンテナンスコストを削減し、オブジェクトの再利用を増加して、契約条件の大部分に応じることができた。

ウエハー製造プロセスを管理するために、VisualWorks®を使って、コンピュータ統合生産(CIM)システムを設計した。その結果生まれたWORKSシステムは、メンテナンスもアップデートも容易で、特別仕様のニーズにも応じることができ、同社は生産部にサイクル短縮戦略を組み込むことができた。

 

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