政府機関

Wisconsin Department of Revenue

ObjectStudio® で構築されているウィスコンシン州のDelinquent Tax System(DTS)は、延滞金徴収のための聴取、合意、徴収、および申請のすべての面で使用されています。以前は出先機関や中央局で手動で行っていた作業を自動化します。Smalltalkで構築されたDTSは、生産性の向上、情報可用性の改善、間接費の削減、および訴訟処理の標準化を実現し、部署の作業効率を高めています。

Department of RevenueのITマネージャは、調査した複数の開発環境の中で、Cincom Smalltalkのコード再利用とDB2データベースを高く評価しました。実際のメンテナンスも予測したより簡単で、それほど大きな労力は必要ないため、現在は数人のプログラマが非常勤で担当しています。

Swedish National Tax Authority

『2010 Index of Economic Freedom』によれば、“スウェーデンの所得税率は非常に高く、法人税率は低く抑えられています。最大所得税率は実質57パーセント、法人税率は26.3パーセントであり、2009年1月1日に28パーセントから引き下げられました。他には、付加価値税(VAT)、資産税、資本利得税があります。昨年の税収全体の対GDP比率は48.9パーセントでした。”

VATはスェーデン政府最大の収入源ですが、一方、VATの申告で不正が行われていることは周知の事実でした。Swedish National Tax Authorityでは、法人税の申告を調査して疑わしいものを識別するためのシステムを開発するに当たり、数年前の所得税申告の調査の際、システム開発のために購入したSmalltalkを今回も採用しました。以前のシステムの一部をリサイクルして新しいVATチェックシステムで再利用でき、それによってコストを削減できることから ObjectStudio が選ばれました。さらに、Smalltalk環境における開発者の高生産性が実証されていたこと、またSmalltalk環境が好評であったことも、選考プロセスで優位に働きました。

 

過去のニュース